上映作品
海の映画館(大浜海水浴場)
空の映画館(洲本市民広場)
※今年は入場無料
レトロ映画館(洲本オリオン)
※作品によって入場料金が異なります
上映スケジュール
海の映画館/大浜海水浴場
『もののけ姫』
9/17(土)18:30 ~ 20:43
1997年製作/133分/日本
配給:東宝
当時の日本映画歴代興行収入第1位を記録した宮崎駿監督、原作、脚本の劇場用アニメーション作品。
タタリ神にかけられた呪いを解くため西方へ旅立った少年アシタカは、人間でありながら神々の側につくもののけ姫と呼ばれる少女サンと出会う。
アニメーション作品として初の日本アカデミー賞最優秀作品賞の受賞をはじめ、様々な国内の映画賞を受賞した。
『風の谷のナウシカ』
9/17(土)21:00 ~ 22:56
1984年製作/116分/日本
配給:東映
アニメ雑誌「アニメージュ」誌上に連載されていた宮崎駿の同名漫画の映画化。宮崎監督自身が、監督、脚本を務めた。高度な産業文明を破壊させた「火の七日間」呼ばれる大戦争から1000年。
人類は、巨大な虫や、毒の森・腐海に脅かされながら生きていた。辺境の小国「風の谷」の族長の娘、ナウシカは、人間同士の争いに巻き込まれていく。
『千と千尋の神隠し』
9/18(日)18:30 ~ 20:34
2001年製作/124分/日本
配給:東宝
10歳の千尋は、両親と地方都市に引っ越す途中、異世界に迷い込む。そこでは人間は、魔女=湯婆婆が経営する神さまのための銭湯で働かない限り、ブタや石炭に変身させられてしまうのだった。ブタになった両親を助けようと、千尋はそこで働きはじめる。
第52回ベルリン国際映画祭ではアニメーション作品として初の金熊賞を受賞し、第75回アカデミー賞でも長編アニメーション賞を受賞。当時国内興行は304億円となり、歴代1位を記録。2020年6月26日から8月まで全国で再上映された。
『ゲド戦記』
9/18(日)21:00 ~ 22:55
2006年製作/115分/日本
配給:東宝
アーシュラ・K・ル=グウィンによる世界的ファンタジー小説を原作に宮崎駿監督の長男宮崎吾朗が初メガホンを
とったスタジオジブリの大作アニメ。
世界で最も偉大な魔法使い「大賢人」と呼ばれているハイタカ(別名ゲド)は、世界に災いをもたらす源を探し出すために旅を続けていた。
そんな中、ハイタカはエンラッドの王子アレンと出会うが、アレンは父である国王を刺し、国を出たばかりだった……。
オフィシャルサイト:https://www.ghibli.jp/ged/
『えんとつ町のプペル』
9/19(月)19:30 ~ 21:30
2020年製作/100分/日本
配給:東宝、吉本興業
お笑いコンビ「キングコング」西野亮廣のプロデュースにより、イラスト、着色、デザインなど総勢33人のクリエイターによる分業体制、クラウドファンディングを使い資金を募って制作されたベストセラー絵本「えんとつ町のプペル」をアニメ映画化。
煙突だらけの「えんとつ町」。そこかしこから煙が上がるその町は黒い煙に覆われ、住人たちは青い空や星が輝く夜空を知らずに生活していた。ハロウィンの夜、この町に生きる親を亡くした少年ルビッチの前にゴミ人間プペルが現れる。
原作の西野が脚本、製作総指揮を務める。監督は伊藤計劃原作の「ハーモニー」で演出を務めた廣田裕介。
アニメーション制作は「海獣の子供」「鉄コン筋クリート」などで高い評価を受けるSTUDIO4℃。
オフィシャルサイト:https://poupelle.com/
空の映画館/洲本市民広場
『SING/シング』(吹替)
9/17(土)19:00 ~ 20:48
2016年製作/108分/アメリカ
配給:東宝東和
「ミニオンズ」「ペット」などのヒット作を手がけるイルミネーション・スタジオによる長編アニメーション。 人間世界とよく似た、動物だけが暮らす世界。コアラのバスターが劇場支配人を務める劇場は、かつての栄光は過去のものとなり、取り壊し寸前の状況にあった。バスターは劇場の再起を賭け、世界最高の歌のオーディションの開催を企画する。極度のアガリ症のゾウ、ギャングの世界から足を洗い歌手を夢見るゴリラ、我が道を貫くパンクロックなヤマアラシなどなど、個性的なメンバーが人生を変えるチャンスをつかむため、5つの候補枠をめぐってオーディションに参加する。監督は「銀河ヒッチハイク・ガイド」のガース・ジェニングス。
入場無料
『SING/シング:ネクストステージ』(吹替・字幕)
9/18(日)19:00 ~ 20:50 9/19(月)19:15 ~ 21:05
2021年製作/110分/アメリカ
配給:東宝東和
「ミニオンズ」のイルミネーション・エンターテインメントが手がけ、誰もが知る名曲やヒットソングを満載して描いたミュージカルコメディアニメ「SING シング」の続編。コアラのバスター・ムーンが再建に成功した「ニュー・ムーン・シアター」は地元で人気となり、連日満席の活気にあふれていた。しかし、バスターには、世界的なエンタテインメントの中心地レッド・ショア・シティにあるクリスタル・タワー・シアターで新しいショーを披露するという、さらなる夢があった。
声優にはマシュー・マコノヒー、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エガートン、リース・ウィザースプーンら
前作同様の豪華キャストが集い、伝説のロック歌手、ライオンのクレイ役は「U2」のボノが務めた。日本語吹替版も
バスター役の内村光良をはじめ、坂本真綾、斎藤司、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥、大地真央、田中真弓と変わらず、クレイ役で「B'z」の稲葉浩志が声優初挑戦した。
オフィシャルサイト:https://sing-movie.jp/
入場無料
アニメーション作品『くにうみ』
9/17(土)18:30 ~ 18:45 9/18(日)18:30 ~ 18:45
2021年製作/15分/日本
制作:海の映画館をつくろうプロジェクト実行委員会
日本最古の史書『日本書紀』が編纂されて1300年。その冒頭を飾る「国生み神話」は淡路島を舞台としたお話です。
そんな「国生み神話」を淡路島出身のアーティスト・清川あさみが総合ディレクションし、刺繍アートでアニメーション化。
語りは淡路島出身の女優・キムラ緑子が担当し、今までにない壮大な「国生み神話」の世界を表現しています。
入場無料
レトロ映画館/洲本オリオン
『地球交響曲 ガイアシンフォニー 第九番』1作品映画館長:山中昌幸さん(淡路ラボ)
9/17(土)9:30〜11:40
2021年製作/123分/日本
配給:龍村仁事務所
地球をひとつの生命体と考える「ガイア理論」に基づき、様々な分野の賢人たちの珠玉の言葉を美しい映像や音楽とともに描くドキュメンタリー「地球交響曲」シリーズの最終章となる第9 作。
世界的指揮者・小林研一郎が率いる「コバケンとその仲間たちオーケストラ」と、本作のために結成された「ガイアシンフォニー第九合唱団」が、年末恒例の「第九演奏会」に向けてリハーサルを重ねる様子を記録し、感動と高揚感あふれる本番の模様を映画に。
【山中館長からの一言】
淡路ラボは2025年大阪・関西万博と同時に淡路島で開催する裏万博の開催を予定しており、そのビジョンが
「響き合う地球」です。この映画では世界的指揮者のコバケンこと小林研一郎が年末恒例の第九演奏会に向けて
リハーサルを重ねるなかで、それぞれの楽器が奏でる音が響き合っていく様子がまさに我々の目指すビジョンと
同じでした。見ていただく方には、そんな響き合う地球を少しでも体感になり、それぞれが個性を発揮できることに
後押しされる時間になればと思っています。
詳しくは公式HPをチェック https://gaiasymphony.com/no9/
入場料金:2,000円
※中学生以上限定
『レイディオ』1作品映画館長:塩野峻平さん(映画監督)
9/17(土)12:00〜12:45
2020年製作/45分/日本
制作:中央大学放送研究会・ARERU
深夜ラジオが趣味の大学生の加藤は、ゼミで同じラジオを聞いている女性・松岡と出会う。
夢もなく、友人もいない加藤に、松岡は「後悔しない生き方」をしたいと言った。加藤は真っ直ぐ生きる松岡に次第に惹かれていくも、彼女が自分とは違う世界で生きていることを知る。
【塩野館長からの一言】
まだ学生時代に初めて本格的に撮った映画です。フリーとなった今も立ち戻れる場所のようなそんな存在です。
淡路島で映画を撮ることもある種新たなチャレンジであり、ご協力いただく皆様にとって私の自己紹介となるような
ものになれば幸いです。
入場料金:無料
『さようなら』1作品映画館長:武信貴行さん(撮影監督・U.M.I Film makers)
9/17(土)13:00〜14:50
2022年製作/101分/日本
製作:U.M.I Film makers
淡路島の小さな工場で働く味気ない人々の物語。彼等、彼女等が生み出す甘美な憧憬が全てを巻き込み錯綜する。
堅牢な日常の渦と凝縮された鬱屈からの逃亡劇。その一線を越えた先に待つ新たな日常を描く淡路島クライムムービー。
【武信館長からの一言】
数々の賞を受賞した舞台劇『さようなら』の映画化に辺り、物語の舞台である淡路島の皆様には大変お世話になりました。
本当に皆様のご協力と淡路島の素晴らしい風景が有ってこそ完成した映画だと心より感謝しております。
そのような経緯で完成した作品だけに関係者一同是非とも淡路島で上映したい!と強く望んでおりました。
詳しくは公式HPをチェック https://www.sayounaramovie.com/
入場料金:一般1,800円、高校生以下1,000円 ※未就学児除く
『武士の一分』(フィルム上映)1作品映画館長:笹野高史さん(俳優)
9/17(土)15:30〜17:40
9/18(日)10:00〜12:10
※9/17(土)13:30~整理券配布
2006年製作/121分/日本
配給:松竹
「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」に続く、原作・藤沢周平×山田洋次監督による時代劇3部作の最終章。
東北・海坂藩の下級武士、三村新之丞は剣術の腕を認められながらも藩主の毒味役に甘んじていた。
そんなある日、新之丞はいつも通りに昼食の毒味をしたところ、赤貝の毒にあたり、失明してしまう……。
【笹野館長からの一言】
『第30回日本アカデミー最優秀助演男優賞』を受賞した、私の代表作の一本です。子供の頃、母に手を引かれて
通った映画館でこの作品が上映できる、ご縁に感謝致します。どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
入場料金:500円
『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』1作品映画館長:笹野高史さん(俳優)
9/18(日)13:00〜14:55
※9/17(土)13:30〜整理券配布
1985年製作/106分/日本
配給:松竹
タコ社長の娘・あけみ(美保純)が夫婦喧嘩の果て、家出してしまう。ワイドショーに出演して「戻ってこい」と訴えるタコ社長。帰宅した寅さんの広い顔のつてで、あけみが下田にいることが判明する。
そこまでは良かったが、あけみの傷心を慰めるはずの寅さんは、式根島への連絡船で知り合った島の小学校の同窓生達を迎えた、美しい真知子先生(栗原小巻)に一目惚れ。あけみを放って、同窓会へ参加してしまう・・・
【笹野館長からの一言】
憧れの渥美清さんの「男はつらいよ」にはじめて出演が叶った作品です。山田洋次監督の常連と言われるようになった映画です。どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。
入場料金:500円
『あったまら銭湯』オール淡路島ロケ映画・うみぞら映画祭オリジナル作品
9/18(日)15:10〜16:20
2016年製作/70分/日本
制作著作:海の映画館をつくろうプロジェクト実行委員会
淡路島にある小さな銭湯「扇湯」を舞台に繰り広げられる不器用な男・佐々木の恋の物語。
主演の佐々木正信役を演じたのは、淡路島出身の俳優・笹野高史。その50年前の役を演じたのは、笹野高史の息子で俳優のささの堅太。佐々木正信の初恋の女性・慶子役には、日本を代表する女優・松原智恵子。
その50年前の役を演じたのは、淡路島全域オーディションでヒロインに選ばれた現役高校生の中尾萌那。そして、本作品のキーマンである番台役として、神戸を代表するロックバンド・ガガガSPのコザック前田。劇中に流れる曲もガガガSPが担当する。
【淡路島ロケ地】
扇湯、岩屋商店街、絵島、ウェスティンホテル淡路、淡路夢舞台、レトロ小路、大浜海水浴場など
詳しくは公式HPをチェック https://umizora.jp/attamara/
入場料金:500円
『Dancing Films - 吉開菜央監督短編作品集』1作品映画館長:山下孝平さん(RainyDay&CoffeeBreak)
9/19(月)9:00〜11:00
2021年製作/117分/日本
「吉開菜央特集:Dancing Films」は、第72回カンヌ国際映画祭の併設部門・監督週間に正式招待され話題を集めた『Grand Bouquet』、および吉開菜央がこれまで監督してきた中編・短編計6作品を特集上映。
【山下館長からの一言】
こちらの作品は2021年の夏に大阪の映画館で出会いました。これまでの映画体験から味わったことのない身体感覚の変化がありました。鑑賞後は五感や脳からもう一度映画を観たいとひたすらに訴えかけてきました。
それから一年経ち、ついにウミゾラ映画祭での作品上映機会が実現します。映画祭最終日の朝、劇場でお待ちしております。監督来場予定。
詳しくは公式HPをチェック https://naoyoshigai.com/dancing-films
入場料金:2,000円
*託児スペースについて
当日は上映会場である洲本オリオンから徒歩5分のところに託児スペースを設けております。
(小学生以下のみ、¥1,000/人、8:30-12:45)ごゆっくり鑑賞して頂けるよう、ぜひご利用下さい。
託児サービスのご利用を希望される方はrainydayandcoffeebreak@gmail.comまで、氏名、電話番号、ご住所、お預かり人数、お預かりするお子様の氏名を明記の上、メールにてご連絡お願い致します。
『スマホラー』1作品映画館長:西山将貴さん(映画監督)
9/19(月)13:00〜13:25
2021年製作/17分/日本
配給:テスト8ピクチャーズ制作
ある日、玲奈は過去にこの学校で自殺を配信した女子高生がいたことを知る。
しかし動画はフェイクだとわかり、玲奈は女子高生が自殺したとされる3階の3番目のトイレで肝試しを試みようとするが...
縦型xスマホ画面の斬新なホラー映画
【西山館長からの一言】
なかなか無いですが、スマホ画面用に作られた映画をスクリーンで上映します!!
スクリーンで見ると、小さな画面では見えなかったディティールも見えたり、ホラー作品としては違った怖さも感じられそうです。
主演の鳴海唯さんを始め、キャスト陣の素晴らしい演技 を楽しんでほしいです!当日は監督も挨拶します。
館長権限で上映も無料に設定させてい ただいたので、是非気軽にお越しください!!
入場料金:無料
『インバージョン 前編』
(淡路島ロケ制作ドラマ・特別上映)1作品映画館長:西山将貴さん(映画監督)
9/19(月)13:25〜13:47
2022年製作/22分/日本
製作:MBS毎日放送
MBS 開局 70 周年記念ドラマとして、地上波とスマホ(SNS)の連動を念頭に追いた新感覚ドラマ。
ドラマ版と Smash.版が同時刻に配信され、⼆つの世界で起きていく出来事が全く対な展開になりながらも、全ての出来事がお互いの作品へ相互に影響を与え交差し合うサスペンスホラー作品。
【西山館長からの一言】
テレビドラマを映画祭で上映するという特別なことが実現しました。
淡路島で撮影した圧巻の自然美はできるだけ大きな画面で見て欲しいと思いながら撮影した作品です。
今回は前編のみ上映しますが、地上波放送版 前編 後編ともにTVerにて、別視点から事件を見る縦型映像版はSmash.にて引き続き無料配信されていますので本上映後にご覧ください。
入場料金:無料
『時代おくれ』オール淡路島ロケ映画・沖縄国際映画祭2019上映作品
9/19(月)14:00〜15:33
2019年製作/93分/日本
配給:吉本興行
淡路島出身・阿久悠作詞のヒット曲「時代おくれ」の世界観をイメージして作れらたオリジナルストーリー。
生まれも育ちも淡路島育ち、島を一度も出たことのない銀行マン・山本剛史が一人娘を嫁がせるまでの半生を描いた作品。
「妻には涙をみせないで 子供に愚痴をきかせずに 男の嘆きはほろ酔いで 酒場の隅に置いていく~♪」のような、不器用だが愛のある島の男を間寛平と息子でアーティストの間慎太郎が演じる。
淡路島島民100名以上がエキストラとして出演。淡路島の豊かな自然やレトロな街並み、島の人々の温かさが感じられる映画となっています。
【淡路島ロケ地】
関西看護医療大学、洲本港、洲本町七丁目商店街、洲本市民球場、淡路信用金庫由良支店、プラザ淡路島など
詳しくは公式HPをチェック https://umizora.jp/jidai/
入場料金:500円
『アラビアのロレンス』1作品映画館長:西岡一輝さん(ムネ製薬・代表)
9/19(月)15:45〜19:35
1988年製作/227分/アメリカ・イギリス合作
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
1962年に初公開され第35回アカデミー賞7部門を制覇した名作。監督は「大いなる遺産」「ドクトル・ジバコ」のデビッド・リーン、主演は「おしゃれ泥棒」「ラ・マンチャの男」のピーター・オトゥール。
アラブ国民からも英雄と称えられるイギリス人考古学者であり軍人のT・E・ロレンスの半生を描いた壮大なスペクタクルの歴史映画。
【西岡館長からの一言】
オスマン帝国からのアラブ独立闘争の戦争映画の傑作ですが、周りを海で囲まれた淡路島で育った私には、広大な砂漠と地平線の彼方の蜃気楼のロングシーンがそれまでの私の自然への価値観を吹き飛ばしてしまいました。
入場料金:無料